介護施設で働く介護事務を知っていますか?

そもそもどんな仕事なの?

簡単に言えば、介護サービス施設などでの事務を担うお仕事です。高齢化が進展する日本ではこれからも需要があるお仕事です。一般的な事務仕事に加えて、「介護報酬請求」業務を行うのが大きな特徴です。介護保険制度がある日本では、介護施設は介護費用のうち約1割を利用者に、約9割を国に請求します。その請求の計算には一定の専門性が必要で、そのお仕事が「介護報酬請求」業務なんです。

どうやって資格をとるの?

資格を取れる試験はいくつかありますが、どれかの試験に合格すれば資格が得られます。特に受験資格(実務は◯年必要、学校卒業が必要など)はなく、どなたでも受験できるものが多いです。資格講座や市販参考書などを利用して数ヶ月から1年程度勉強すれば合格は難しくはないです。いくつか試験がありますがその多くが合格率は5割を超えています。

どこで働くの?給料はいいの?将来性は?

介護施設、デイサービス、病院などの介護関連施設で求人が出されていますので、資格を取った上でそうした求人に応募して、採用されればお仕事スタートになります。

お給料についてですが、すごく高給という訳ではありません。ですが、お勤め先にもよりますが、標準並みのお給料は貰えることが多いですし、離職率も低い、つまり安定したお仕事であることは間違いありません。介護を実際に行う介護士さん、ヘルパーさんは体力的にもかなりきついお仕事ですが、介護事務のお仕事はその名の通り「事務」ですので、
比較的働きやすいお仕事ですので、その意味でも安定性があるお仕事です。