多くの人は今勤める会社に夢と希望を持って入社したことでしょう。しかしながら、1つの会社で勤め上げることは今の世の中では珍しく、多くの人が転職による新しい夢と希望を求めています。ただしこれには気を付けなければより環境が悪くなるリスクが潜んでいます。
そのリスクの中で最も陥りやすいのが年収の減少です。会社を変わって年収が上がる人というのはほんの一握りです。ほとんどの人が一時的でも年収は下がっています。これは特に賞与によるものも大きく、算定期間に在籍していないことによるものでしょう。そのため2年目からは十分年収が増える可能性はあります。
ではどういった人が年収ダウンになってしまうのか。まず多いのは未経験職種へ挑戦です。これは企業としては未経験者にも門戸を開くかわりに、給料を抑えやすいからです。即戦力にならない人へ多額の給料を払う企業はまずありません。また、入社する人もそれを承知で挑戦しています。初めはいつか上がるだろうと考えていても、結果を残さなければ中々給料は上がらないのは当然です。しばらくしてその待遇の低さからまた会社を辞めてしまいます。こうしてどんどん給料水準が低くなる連鎖が起きてしまいます。
働けど働けど生活が楽にならないワーキングプアにならない様にしっかり考えてから行動しましょう。